心のケアについて
2019年10月11日 15:27:52
遺品整理のお見積りや作業現場では、大切な人を亡くして、落ち込んでしまっている方にお会いすることもあります。
しかし、そのときどのような言葉をかけていいかとても悩んでしまいます。
お客様の想いに寄り添うために、何かできることはないかといろいろ調べていると、「グリーフケア」というものが最近注目されていることがわかりました。
グリーフケアとは何か?
グリーフケアのグリーフは「悲嘆」という意味です。グリーフケアとは悲しみや落胆といった精神的な苦痛を和らげるためのケア、サポートを指す言葉で、家族や大切な人、大事にしていたペットなどの死で悲嘆にくれている人に対して前向きに進めるよう、心のケアやサポートすることを指します。
グリーフ(悲嘆)は時間とともに喪失と立ち直りの状態を行ったり来たりする心の動きをします。1日のなかでも心の動きは上下し、回復に従い週単位、月単位と変化が穏やかになっていきます。
そして、グリーフケアで大切なことは、「自分の悲しみとしっかりと向き合うこと」だと言われています。
悲しみを癒すためには、悲しみを表に出して、受け止めてくれる人の存在を感じたり、自ら悲しみを整理して行く作業が必要です。
「泣きたいときに泣ける」そしてそれを受け止めてくれる人がいるということが大切なのだということです。
遺品整理のご依頼をされるお客様は、大切な方を亡くし少なからずショックを受けていると思います。
グリーフケアを調べているうちに、自分もグリーフケアを学んで今まで以上にお客様の想いに寄り添えるようなサービスを提供できるよう頑張ってみたいと思いました。